慢性腰痛の原因は脳にあった?!
皆さんこんばんは。
今日は慢性腰痛についてお話しします。
そもそも「慢性痛」ってなんでしょうか?
例えば手術をしたときって痛いですよね?(笑)
それを急性痛と言います。
そしてその痛みが1ヵ月以上続く場合は慢性痛といいます。
簡単に言うと、いつからの痛みか?ということです。
慢性腰痛の原因が脳にあることを明確にした研究があります。
「慢性腰痛の患者は健康な人に比べ、前頭葉の灰白質の一部の体積が減少していたことが明らかになった。」
簡単に言うと、
「慢性腰痛の患者は、脳の感情や痛みを感じる部分が少なくなっていた」
ということです。
つまり、脳の感情や痛みを感じ取る部分が少なくなった分、感情や痛みを過剰に感じるということらしいです。(笑)
そして痛みを感じると、脳内にドパミンという、いわばモルヒネのような痛みを和らげる物質がでます。しかし不安やストレスによりドパミンを出す回路が狂ってしまうとのことなのです。
これらのことを実際に肩を手術したときに置き換えて考えると
肩を手術する→肩を挙げるとと痛いからかばう→1ヵ月経っても痛みが出そうで不安→肩を動かさないようにする→肩の機能が低下する
という構図です。
それではどうやったら痛みが和らぐのでしょうか?
次回はそのことについてお話ししようと思います。
本日も読んでいただきありがとうございました。