腰痛の原因は股関節?(前半)
皆さんこんばんは!
今日は腰痛の原因は股関節?ということでお伝えします。
腰痛には股関節が原因である場合が多いということを皆さんご存知でしょうか?
今日は前半ということで、本題に入る前に、まず絶対に抑えておきたい腰の役割があるのでお話ししていこうと思います。
<絶対に抑えておきたい腰の役割とは?>
腰において最も重要な役割、それは「安定」と「適度な動き」です。
腰には上半身が乗っかり、時には重いものを持ったりします。
そのために上半身を支える「安定性」と床に手を伸ばすための「適度な動き」が大切になるということですね。
この「安定」と「適度な動き」を作るために、腰には色々な仕組みがあるのでここで紹介していきます。
①骨から見た「安定」と「適度な動き」
〇脊柱
身体には1本の軸があります。それを「脊柱」といい、この脊柱は33個の「椎骨」という骨からできています。椎骨はそれぞれ首・胸・腰というパートでわかれています。
図を見ると、腰の椎骨である「腰椎」は頸椎と胸椎よりも下の椎体が部分が大きくなっていることがわかります。
安定のためには椎骨の重なり合う部分が広い方がいいですよね♪
そしてこの腰椎には3つの動きがあります。
縦(前後への曲げ伸ばし)ー横(左右への曲がり)ー回る(左右へのひねり)
腰椎はひときわ最初の縦(前後への曲げ伸ばし)の動きが大きいです。
これは床から物を持ち上げるために適した動きですね。
その他の動きはそこまで必要としません。
〇骨盤
骨盤の特徴として
・骨盤内の関節(仙腸関節)はぴったりとかみ合った関節である
・中心に大きな円を描いたデザイン
骨盤はがっしりと、どっしりとした関節です。そして真ん中に大きな円を描くことで力を分散させます。
そのため上半身や下半身からの衝撃を受け止めやすい性質になってますね。
②筋肉から見た「安定」
皆さんはインナーマッスルをご存知でしょうか?
お腹と背中周りの深くにあり、脊柱を支える筋肉です。
きれいな姿勢をつくり、別名「天然のコルセット」とよばれます。
このインナーマッスルが腹圧をかけていくことで腰椎を支え安定性を高めています。
このようにして腰は「安定」と「適度な動き」の役割を担っています。
前半となる今日は腰の役割を抑えたところで、次回は本題の腰と股関節の関係についてお話しします。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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