腰痛の原因は股関節?(後半)
皆さんこんばんは!
今日は腰痛の原因は股関節?ということで昨日に引き続きお伝えします。
~昨日までのおさらい~
〇腰椎は「安定」と「適度な可動性」があること
〇骨と筋肉がこれを可能にしていること
では腰痛と股関節の関係はどこにあるのでしょうか?
<関節から見た人体の作り>
人の身体には様々な関節があります。
手首、肘、肩・・・股関節、膝、足首・・・
それぞれの関節は全て同じ作りではありません。
どのように違うのか? 違いを股関節と膝で説明します。
〇股関節
図からわかるように、股関節は「骨盤の受け皿」と「丸い頭をもった大腿骨(太ももの骨)」からできています。
この受け皿の中を球が自由に動くため、股関節は色々な方向に動かせます。
そして図には載っていませんが、この骨の周りには靭帯や筋肉があり、股関節が脱臼しないように補強をしています。
〇膝
膝は股関節のような丸い受け皿はありません。
どちらかというと受け皿は平坦になっており、そのうえを大腿骨が滑っていく印象です。
そのため曲げ伸ばしがメインの動きになり、どちらかというと安定した関節です。
股関節と膝関節を比べると、一方は自由に動き、一方は動きを制限されているという違いがあります。
このように関節でも動き方に違いがあることがわかります。
人の関節はたくさんありますが、大まかに見ると、「安定した関節」と「良く動く関節」が交互にあります。
腰と股関節と膝は隣り合う関節ですが、腰→股関節→膝とみていくと、安定→可動性→安定となっています。
<股関節が腰痛に関係する理由>
股関節は良く動きます。
しかし、周りの筋肉が硬くなって柔軟性がなくなると、「安定」してしまいます。
そうすると腰はどうなるでしょうか?
いろんな動きを演出していた股関節が固まれば、その代わりに腰が動きを演出しようとします。イメージできますかね(^_^;
これが腰痛の原因です。
本来は安定しているはずのものが動いてしまう。これが「負担」になります。
つまりポイントは
〇人の関節は「安定しているもの」と「よく動くもの」が交互にあり、腰-股関節は安定-動くの関係であること
〇本来動くはずの股関節が、筋肉などの影響で「安定する」と腰が代わりに動いてしまう。
腰痛を和らげるには股関節のストレッチが有効かもしれませんね♪
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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