なんで痛みが出るの?①
皆さんこんばんは😊
今日は体に痛みが出る理由についてお話しします。
その前に痛みの種類についてお話ししましょう。
痛みにはその時期によって2種類あります。「急性痛」と「慢性痛」です。
「急性痛」
→受傷してすぐの痛みで腫れや熱などの炎症症状のある、針で刺すような鋭い痛み
「ここが痛い」とピンポイントでわかる
例)捻挫 骨折 肉離れ 等物理的なストレスが原因で起こるもの。
「慢性痛」
→1ヵ月~3ヵ月以上続く痛みで鈍い痛みが特徴
「この辺が痛い」といった大まかな部位
例)慢性腰痛 外傷後の後遺症 等炎症は治まっているが痛みが持続していもの
急性痛は炎症(痛み、腫れ、赤み、熱を伴うもの)が起こります。
めちゃくちゃ痛いです(笑)
恐らくスポーツしてて捻挫したり打撲したり、交通事故で骨折したり、何かしら経験されたことがあるのではないでしょうか?
急性痛は身体の防御反応が強く出たものです。
そこを早く治したいから、痛みを出すことで「ここがケガしてるよ」と脳に知らせるわけです。
こう考えると「あぁ体は治そうと頑張ってるんだなあ」とちょっと応援したくなりませんか?(笑)
でも痛すぎるときついから、冷やすことで痛みを感じにくくしたり、血流をゆっくりにして痛みを和らげます。
急性痛と比べて慢性痛はちょっと厄介です。
それは慢性痛は「脳」が原因であることが多いからです。
なんで脳が原因なのか?
それは ”脳の勘違い“ というとてもお茶目な理由です。(笑)
急性期のときに、炎症があるところは体全体で守ろうとします。
その1つに筋肉の「防御収縮」があります。
そこが動かないように、そしてまた衝撃が来た時に耐えられるように、炎症部位の周りの筋肉は硬くなります。
しかしこの筋肉の硬さは、急性期を過ぎても硬いままのことがほとんどです。
そうするともう炎症は治まっているのに、脳がまだそこを「治さないといけない」と勘違いしてしまいます。
そして筋肉自体も、ずっと力が入っている状態なので痛みを感じやすくなります。
(血流が減って栄養や酸素も巡ってない状態)
だからそういうときは、柔らかくマッサージをしたり、温めたりして筋肉をほぐして栄養や酸素を巡らす。
その後にその筋肉を使う練習をすることで、「勘違い」をしなくなってきます。
これが痛みの時期による理由です。
よく「痛いときは冷やすの?温めるの?」と質問されますが
その答えは「急性痛か慢性痛か」です。
病期に合わせた適切な処置をして、痛みへの対処を自分でもできるようになりましょう🍀
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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